とうとうやってきました。
何がって?
待望の全塗装の時間でございます。
前回は初めてのエアブラシということでつや消しトップコートを塗装しましたが、今回は初めての全塗装、色塗りにチャレンジしていきたいと思います。
まずは下地としてサーフェイサーを塗っていきます。今回使用しているのはサーフェイサーエヴォホワイト。とりあえず白くしておけばどんな色を塗るにしても色が乗せやすいという風に聞きましたので白を選択しています。
濃い色上に塗るときは特に白じゃなくてもいいと思うので、塗る色に合わせてこれは変えていきたいと思います。
前回のトップコートと違って透明ではないので縫っているという感じがものすごく感じられてめちゃくちゃ楽しいです。
小さな時から憧れていたエアブラシの塗装はこれだ、という感じがして感動しました。
しかも素晴らしいことに、はじめて塗る割にはほとんどムラになることはなく、これがエアブラシの実力か!とさらに驚かされました。
小さい頃筆で塗っていた時は、かなりムラになっていたので何回も重ねて塗る必要があったのですが、エアブラシであれば慎重にやれば極端な話一度でもいいかもしれません。
下地を塗ったらその上に本来乗りたかった色を塗っていきます。
これもまた下地の白の上に各色が塗られていくので、塗装してる感が満載でもう本当に面白かったです。いつまでこの感動を味わい続けることができるかは分かりませんが、この気持ちは忘れないでいたいですね。
心配していたエアブラシの清掃も思ったより難しくはなく、クリーナーがめちゃくちゃ必要なんじゃないかとビビっていましたがそこまででもありませんでした。
そもそもがエアブラシのカップが小さいため、一度の清掃で使うクリーナーは3~5cc 程度。数回繰り返したとしても20ccも使わないでしょう。
おまけに、筆を洗っていた時は、筆の根元に残る塗料がなかなか落ちずとても苦労した記憶があるんですが、その面倒くささと比べたら意外なほどあっさり綺麗になります。
ということで乗り終わったザク2です。
前回トップコートを塗ったザク2との比較です。
トップコートしたものもかなりしっとりとして質感が変わったと思いましたが、全塗装をしてみると更に質感が違い当然ですが色も違うため塗り上げた感がすごく出たのと、何より全塗装したんだという満足感からとても違ったものに見えます。
パチ組み、トップコートのみ飲み、全塗装の三つを比べてみます。
手前がパチ組みです。やはりテカリがあるのでチープ感があります。左奥がトップコート。そして右奥が全塗装です。
こうして並べてみるとそれぞれに良さはありますし、かかる手間も違うのでどれが一番いいというのは一概には言い難いですが、やはり憧れていたエアブラシによる全塗装ができたという満足感から右奥が一番光って見えます。
簡単にできることではありませんが、可能であれば全塗装ぜひチャレンジしてみてください。