今日は初めてエアブラシを使うということで、まずは普通に組み上げたガンプラのトップコートをしてみたいと思います。
ハイグレードのザク IIを、やすりがけと合わせ目処理をした状態までもってきます。
これにクレオスのスーパースムースクリアーを吹き付けていきます。
つや消しを吹き付けることにより、プラスチック特有のテカリをなくし、おもちゃっぽさを軽減するのが目的です。
ものによっては逆に艶を出した方がいいプラモもあるので、作るものによって使い分けていけばいいと思います。
早速塗って行くんですが、エアブラシを使うのが初めてというのとつや消しで無色透明ということもあり、塗れているのか塗れていないのかあまりよく分かりません。
このあたりは経験を積むことでカバーできると思うんですが、いきなり最初から無色透明を塗るのはかなりハードルが高いのでできれば避けた方がいいかもしれません。
挙句の果てに、休憩時にエアブラシをそのまま置いてしまいました。 エアブラシ立てを用意してあったのですが、初めて使うので何も気にせずにそのまま置いてしまいました。
幸いなことに蓋がしっかり閉めてあったので塗料が溢れることはありませんでしたが、 一歩間違えば作りたてほやほやの自作塗装ブースがいきなり大変なことになるところでした。
意外とエアブラシの蓋はかっちり閉まらないので中途半端に閉めてしまいがちですが、まさかの事態を考えると少し面倒でも毎回確実に閉めておいた方がいいでしょう。
特に色を塗っておらずトップコートを吹いただけなんですがめちゃくちゃ質感が変わってます。
まるで塗装したようなしっとりとした仕上がりになりました。
これは想像以上の効果だと思います。
最近のガンプラは色分けもかなり細かくされていますし、時間がないときなんかはトップコートを吹くだけでもとても満足度の高い仕上がりになると思います。
左側がパチ組で何の塗装もしていないザク2、右側がトップコートを吹いたザク2です。
こうして並べてみるとより違いがはっきりすると思います。
つや消しをしているだけあって右側には変なテカリがありません。逆に左側はプラスチック特有のテカリが出ていてどこかおもちゃっぽいです。まぁおもちゃなんですが。
この違いが出るだけでもトップコートをする意味は十分にあるので、エアブラシを持っていなかったとしても缶スプレーでコーティングをしてもいいかもしれません。その場合は十分に換気に気をつけてください。
エアブラシよりも缶スプレーの方が圧が大きいので、十分な排気ができる塗装ブースでないと室内が大変なことになります。
自作した塗装ブースのように400立方平方メートル程度あればなんとかなると思います。
実際に今回初めてエアブラシで塗装しましたが、防毒マスクをするのに慣れておらず、休憩の時にマスクを外し再開時に着け忘れるということがありました。
ところが特に有機溶剤特有の匂いに気がつくこともなく作業ができています。
スペックの高い塗装ブースを使うからと言って決して油断していいものではありませんが、万が一のことを考えるとやはり今日スペックの塗装ブースを使うに限ります。
それでは快適なガンプラライフを。